VOYAGER

旅と絵の物語

サンタの思い出   JAPAN か、NIPPONか  

リアラインの船の上で、 まだ東の空がしらむころ、まだオープンしていないバーのテーブルで朝日を待っていたら、隣にいたフィンランド人の青年(太っていておヒゲが長かったのでおじさんにも見えたが、多分、若い)と、いろいろお話していたら、

日本人は「ニッボン」というのに、英語では「ジャパン」というだろう?あなたはどっちが好きなの?

ときかれました。

えーっと、あまり考えたことないけど、 ニッボンかな?

と、答えましたが、

ほんとに、日本のこと、 世界がニッポンと呼ぶようにしてもいいのにね。

彼とはよく通じない英語ではありましたが、 イヌイットのことやらサンタクロースのことやら フィンランドの歴史のことやら(フィンランドは今年建国百年のお祝いをしている)いろいろお話してくれました。

サンタの赤い洋服は、実はコカコーラの広告から始まった、とか。

出会う人たちは、みんな、いつか日本へ行きたいよ、と言います。

お別れするときに

「バイバイ、マイサンター」といったら喜んでいました。

初パンクラスのメロンパン

おはようございます。

ゆうべは、夜、メロンパンとサーモンロールの教室をしました。

ナイスな小学生男子も参加してくれて、楽しかったです!  

メロンパンは皮がバリバリに割れることもなく、うまくいって一安心。なぜか失敗の多いパンなんですよね・・・

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パンの材料

強力粉(ゆめちからベストブレンド)北海道から

砂糖(きびざとう) 沖縄から

塩   赤穂から

バター  北海道から

酵母   あこ酵母

     いろんなもの入ってる。麹とか、小麦粉で作った      生き物

いろんな場所のいろんな人が作ってくれた材料。

ありがとうございました!

薄皮をはがすように

病気が回復していくようすを表す言葉に、

薄皮をはがすように、という表現がありますが、

そんなふうに、わたしの旅の終わりの喪失感は日一日と回復していくようです。

一週間、ほんとうにぼんやりと過ごしてしまいました。

もっと、写真の整理をしたり、荷物もきちんと片付けたり、お礼状を書いたりしたかったのに、何もできませんでした。

なんだか、懐かしすぎてね。なんだろう、この感じ。

ちゃっちゃとやればいいのに・・・

うちのトイレに、世界地図が貼ってあるのですが、

行ったことのある場所に星のシールをつけています。

今回訪れたのは12の町。

小さく書かれてるナルヴィクの文字。

金色のスターシールをそっと貼りました。

部屋にはまだトランクも出しっぱなしです。

きょうこそ片付けましょう。

明日はパン教室。メロンパンとサーモンロール

きのうは、ウォーミングアップに

ライ麦パンと、バターロールを作りました。

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帰国して一週間、黒ライ麦さがし

この一週間、三人の友達に会って、一人の友達と電話で話して、あと何人かとメールをして、

それだけで、あとはずーっとぼんやりと過ごしました。

家にいたり、カフェに行ったり。

もう、きょうから9月なので、

頭の中を切り替えて、

パン教室の準備を始めました。

粉を北海道に注文し、

酵母を起こし、

今月の材料の注文です。

・・・

さて、そこで、

旅で食べたあの、真っ黒のパンは、何が入っているのか、

袋を捨ててしまったうかつさ。

ブラックココアではない、黒ゴマでもない、イカスミでもない、

たぶん、黒いライ麦だと思うんだけど、いろいろ検索しても入手方法がわかりません。

あの節約のためにリガからナルヴィクまで食べつづけたパンがなぜか懐かしい。

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あれと、

ビンクのスープ(ビーツが買えない)

いつか再現したいです。

ミサイルのニュースを聞きながら、次の旅に思いを馳せる

旅気分まだまだ80パーセント。

ある方から、ゆっくり浸っていてください、といわれ、

焦って現実に戻らなくていいかー、と

安心してまたブログを書いてるわたしです。

写真の追加とか、書き残したことの追記をする気にもなれないで、暑いけど、何だか自分の中が発熱してるような変な気分で過ごしています。

きのうは一日ぼんやりテレビの前に座っていました。

うとうとしてふとみると、

星野道夫さんの「旅をする木」という本の物語をやっていました。

「旅をする本」と、書き直されて、旅人から旅人へ、手渡されて、世界を旅して回った一冊の文庫本のお話でした。

旅気分を早く抜け出さねばと思ってるのに、また刺激的な番組。

今度は世界一周だなぁ・・・と、懲りないわたしです。

70歳までならあと3年だわ。

体、鍛えないと。

お金、貯めないと。

(今回の旅は、2年間月に二万円ずつ貯めてきたお金で実現しました!まぁ、ほんとうは次の引っ越しのためにの準備金だったんですけどね・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・

友だちにあっておしゃべりするたびに、こちらの世界に戻ってこれる感じがします。

日曜日、

年一回、恒例の多摩湖の花火へ。

夏の間、毎週末に西武遊園地で開かれる、ほんの25分間の、小規模な花火ですが、

多摩湖畔にすむ友人と年一回の楽しみになっています。

この日が最終日。間に合ってよかったです。

あー、日本の夏だー

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「オーロラ」では通じない

忘れないうちに書いておきますが、

「オーロラ」というのはあちはでは「ノーザンライツ」(北の光)と言います。オーロラといっても、?という顔をされました。

あと、

「白夜」は、英語で翻訳すると、「ミッドナイト・サン」となりますが、ドストエフスキーの「白夜」の原題は、ロシア語で「白い夜」です。

白夜、ロマンチックな響きですね。