シリアラインの船の上で、 まだ東の空がしらむころ、まだオープンしていないバーのテーブルで朝日を待っていたら、隣にいたフィンランド人の青年(太っていておヒゲが長かったのでおじさんにも見えたが、多分、若い)と、いろいろお話していたら、
日本人は「ニッボン」というのに、英語では「ジャパン」というだろう?あなたはどっちが好きなの?
ときかれました。
えーっと、あまり考えたことないけど、 ニッボンかな?
と、答えましたが、
ほんとに、日本のこと、 世界がニッポンと呼ぶようにしてもいいのにね。
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彼とはよく通じない英語ではありましたが、 イヌイットのことやらサンタクロースのことやら フィンランドの歴史のことやら(フィンランドは今年建国百年のお祝いをしている)いろいろお話してくれました。
サンタの赤い洋服は、実はコカコーラの広告から始まった、とか。
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出会う人たちは、みんな、いつか日本へ行きたいよ、と言います。
お別れするときに
「バイバイ、マイサンター」といったら喜んでいました。