VOYAGER

旅と絵の物語

オリオンを横切るUFO、愛を計ることについて

長く更新しませんでしたね。

 

精神は停滞しておりました。

 

今夜は、明日のパン教室のために、夜中の1時に起きて、パンこねをしました。

2時半、仕事を終えて、フキンを干しにベランダに出ると、南天に美しいオリオン座。

これからの季節、星がきれいです。

 

あ、オリオンを斜めに横切るように点滅する白い光。

人工衛星にしては低い、

飛行機でしょう。こんな時間に日本の上空を飛ぶ飛行機があるのですかね・・

わたしは、勝手にUFOだと思うことにしました。

 

きのう読み終えた、「アミ、小さな宇宙人」(エンリケパリオス著)という本の影響です。

とても素敵な本でした。

地球に暮らす人間が、お互いを傷つけあっていることが、ほんとに恥ずかしくなるお話でした。

アミという宇宙人が、少年に自分たちの星を案内するお話です。

アミの案内によれば、

科学が進んで、愛が足りなくなると、地球の文明は滅びます。アトランティスのように。そのときに、愛の指数が700以上ある人だけが、宇宙人に助けられて、別の星で暮らせるのだそうです。

(アミと飛行船で旅した少年は、自分は愛の指数がいくつかと聞きたがりますが、アミは答えてくれません)

少年はアミに教えられたことを、本にする約束をして、地球に戻ります。

そんなお話。

 

 

この世界が滅びて楽園になる、という希望を教える宗教があります。誰が生き残るか、それはその宗教に入っている人だけが生き残るのだと教えます。

それに比べたら、愛の指数が一定以上の人が生き残ると言われた方が、私的には好きです。

ただ、そんなことを計れるのか。

神様でさえ計れないのではないか、とも思います。

 

愛の大きさを計る物差し・・

なんだろうなー

自分ではすごく愛してると思っていても、相手には伝わらないときもある。親切な行為をしても、動機が不純な時もある。

あ、そうか、母の愛とか、友への愛とか、異性への愛とか、そういうレベルではなく、地球への愛が計られるのか?

でも、環境問題を論じて地球の未来を案じながら、身近な人には優しくない人もいるからなー

 

わからないわー

 

ただ、ほんとの愛があるとき、心の中がなんかほっこり暖かい気がする。

 

こんなことを考えてるうちに、オリオン座はずいぶん西の方へ巡って行きました。

 

最近の精神の停滞から、少しは抜け出せたかな・・

さぁ、わたしは、いま、やるべきことをやりましょう。お風呂に入って歯を磨いて7時まで寝て、あしたのお仕事を、ほっこりした気持ちで楽しみます。