VOYAGER

旅と絵の物語

101才の画家、入江一子さん

久しぶりの更新です。

 

思った通り、日常の煩雑なルーティンに追われ、旅のブログを更新する精神状態ではなくなっています。

 

今朝、日曜美術館で、入江一子さんの番組の再放送を見ました。101才の画家です。76才で、中国の4000メートルの山に登り、青い芥子を見てきた人。今も助けを借りながら独り暮らしをして、一時間絵を描き、一時間寝る、という暮らしをして、百号以上の大きな絵を描き続けておられます。



 

このような生き方を見ると、わたしはなんて妥協的な生き方をしているのか、いま、死んだら、思い残しがたっぷりだ、と考え込んでしまいます。

 

あの日、ふと朝起きたら、旅に出よう!と決心したように、ある日朝起きたら、これまでのしがらみをすべて捨てて、ホームレスになってもいいから、絵だけ描いてみよう!と思う日が来るような気がします。