VOYAGER

旅と絵の物語

さくらさくら、モード・ルイスの映画

3月最終日、朝

川辺のマックにて。

 

今年も桜のピークが過ぎていきます。

土曜日、休日。けさはお花見。人混みは嫌なので花見は早朝に限ります。

まず、同僚おすすめの調布の野川へ行ってみたのですが、どこかに駐車しなければ川沿いを歩けず、家々が立て込んでいて車を停められなくて、ちょっと空きスペースがあると思ったら、「花見の駐車お断り」の張り紙。いくら早朝の時間とはいえ、そんなはりがみの前に停める訳にもいかず、コインパーキングも見つからず、もうさっと帰ってきました。

そしてやっぱり私はここ!多摩市の乞田川の桜。
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ピンクの提灯は朝はちょっと残念。

 

風はなく、花吹雪はなし。

今年もまた元気にのんきにこんな朝を過ごせてるしあわせ。

 

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こないだの火曜日夜見た映画、「幸せの絵具」。カナダのナイーブ派画家のモード・ルイスの伝記。若い頃からリューマチで少しからだの不自由なモードが、自身の置かれた境遇にふてくされることなく、他人に依存せず、多くを望まず、電気も水道もない小屋のような小さな家で、壁に、窓に、請求書の裏に、板切れに、筆がなければ指で、沸き上がる花や鳥や景色の絵を描く姿に、ああ、私はなんて純粋で素朴な、ただ筆を持って絵を描きたいという気持ちを忘れているんだろう・・って、すごく大事なことを思い出させてくれた映画でした。

そしてさっそく、パンこね機の錆び始めた蓋に、描いちゃった!


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モード風に。

私の3人の子どもたちと、2匹の猫たち。