VOYAGER

旅と絵の物語

都井岬灯台へ

 

宮崎空港駅まで日豊線できて、そこでレンタカーを借りました。

ダイハツのタントでした。親切な店員さん。飲み物サービス。今日中の返却で3800円。

国道220線を南下(東九州自動車道じゃなかったなー)

県道(?)466線に入り、しばらくすると通行止めのため468号線へ迂回。昼なお暗きうっそうとした、森の中で、車は私だけ、ぐにゃぐにゃ道、ぽっかりと集落があって。

あーっ、猫?狸?急ブレーキ。

恐る恐る後ろを振り返ると、しましまの、あ、瓜坊!走って行ったのでぶつからなかったんだー、よかったー

 

迂回路が終わり、串間市からの道路に移ると、急に整備された広い道。

ゲートで400円払う。

すぐに道路脇に馬が!


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野生馬だけあって毛並みもきたなく、痩せている。車が近づいても全く逃げない。子馬もいて、そばにいってさわれるだろうけど、さっきゲートで「野生馬危険」のチラシをもらったのでやめとく。

昔、日南海岸など宮崎に新婚旅行に行くのが流行った時期がありましたよね、あの頃の名残の、グランドホテルと看板がかかった、打ち捨てられた建物。蔦がはい、回りは雑草におおわれ、まるで百年たった眠り姫のお城のようでした。そうか、その頃はとても賑わって、いまはすっかり寂れたんだねー

廃屋が所々に。

でもきれいなビジターセンターも、レストランもありました。

灯台へ着いたのは1時半ごろだったかな。

背の低い安定感のある都井岬灯台

地上からは十メートルしかないけど、

海から灯火までの高さは256メートル。(これはダントツ日本一高い)

初点灯、昭和4年12月22日。昭和20年、戦争で大破し、昭和25年に再建されたそうです。こんな辺鄙なところなのに空襲があったなんて、灯台の役目は大きいのでしょうね。

15秒に一回光る。

 


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(仏捨離塔のような写真だ)

ガスがかかってる。

中にはいる


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螺旋階段は27段のみ。


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展望台には出られなかったー

お天気のせいかな。

資料室に展示の、フレネルレンズ

水銀の中に浮いているらしい。

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スタンプ帳買う。残念ながらこれは去年できたそうで、登れる灯台15基用、私はいままでの12基は押せないわー

 

だんだん晴れてきてました。

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蘇鉄の花(?)

 

スケッチして

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(受付の方がとても親切な方で椅子を貸してくださったのでゆっくりかけました!)


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海も青くなってきた。

丘に馬がたくさん。


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3時、帰路に。

道の駅、フェニックスに寄り、青島海岸をみる。


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これを鬼の洗濯板と呼んだ人はネーミングセンスあります!

 

レンタカーを返して、空港へ。

ちょうど6時で、からくり時計が動いた!


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レストランで冷汁定食。


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お世話になった別府のご家族に日南海岸の絵はがきを書いて投函。

 

2005 ANA 618便、空いた飛行機は、羽田へ。

2145 新百合ヶ丘行きバスにぎりぎり乗れました。

 

3日間、とても楽しい旅でした。

みなさまのおかげです!

 

一人旅もいいけど、二人も、大勢も、楽しいね!