VOYAGER

旅と絵の物語

5月26日(金)晴れ イベリア半島北西の角、ア・コルーニャA CoruaのヘラクレスタワーTorre de Hercules

今朝は6時半までぐっすり。と言っても5時間睡眠。

もしかして灯台の灯りが見えるかと散歩に出たけど、明るくなりすぎたわね。

海沿いの道を歩くと、走る人、犬の散歩の人、海岸の東屋で野宿してる人もいました。

 

塔が見えてきて、そして日の出。

思ったより街のそばにあるのね。

 

こんな落書きならすごい

 

 

★★★★★★★★★★

ヘラクレスの塔は、2009年に登録された世界文化遺産です。現存する、つまり明かりの灯っている灯台では最古のもの。

海抜55メートルの丘に建ち、塔の高さは55メートル。スペインでは2番目に高いそうです。

ちなみに、日本一高いのは、島根半島の、最西端の出雲日御碕灯台で、海面から灯火まで63.3m。地面から塔のてっぺんまで(塔高)は、43.65mです。

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

 

以下、ウィキペディアよりその歴史

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

ヘラクレスの塔は、2世紀には存在を知られていた。トラヤヌス(在位98年-117年)の時代に建設、あるいはもしかすると再建された。基礎部分はフェニキア起源のデザインを踏襲したのかもしれない。ヘラクレスの塔は、アレクサンドリアの大灯台をモデルに建築されたと考えられている。塔の土台には、ラテン語で MARTI AUG.SACR C.SEVIVS LUPUS ARCHTECTUS AEMINIENSIS LVSITANVS.EX.VO という碑文の記された礎石が残されており、元々の塔がルシタニア属州アエミニウム(現在のポルトガルコインブラ)出身のガイウス・セウィウス・ルプスという建築家によって、ローマ神話の神マールスに奉納物として捧げられたものであることが認められる。ヘラクレスの塔は2世紀から灯台として利用され続けており、現存する最古の灯台であると考えられている[2]

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

ここの記述にある、「アレキサンドラの大灯台」、世界初の灯台として有名。エジプト、ファロス島にあったらしい。だから今も灯台のことをファロっていうのですね。

螺旋階段をロバが薪を運んで上がったそうです。薪を燃やして灯りを放っていたなんて、灯台守の仕事、半端なかったねー

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

 

さらにウィキペディア

✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦✦

この地域は船の難破で悪名高く、コスタ・ダ・モルテ(Costa da Morte、「死の海岸」)という名を頂戴している

 

だそうです。

灯台の役目は大きいですねー

 

1900年もひとりここに立って、沖ゆく船の無事を見守ってる、

 

そんなこと考えて短い命の私が立ってる・・・・

 

 

★★★★★★★★★★★

 

宿に帰って朝ごはん。昨日持ち歩いた食糧を片づける。

 

★★★★★★★

ちょっと寝てからまた駅に行って明日の切符購入の続きをしよう。昨日は閉店時間になってしまったので。