VOYAGER

旅と絵の物語

自由

 

BSのプレミアムカフェ、2003年放送の

「知られざるロシア・アヴァンギャルドの遺産」

 

 

 

ロシアのスターリンの弾圧を生き抜いた前衛絵画を収集して美術館に納め、作品を守った人、イーゴリ・サヴィツキーの番組を見ました。

 

絵を描くこと、自分の絵を描くこと、そのために強制収容所に送られたり、銃殺されたり、そんななことがあるのですねー

(だから全体主義はいやです)

今のところ日本にはそんな弾圧はありません。住みやすい時代、住みやすい国に、わたしは住んでます。

描きたい絵を描いて、権力から弾圧されることはありません。

こんなに自由なんだから

自由な絵をかけばいいのに、

どこか何かに制約を感じている。

 

自由って、追いかけても追いかけても追いつけない幻。

 

✴✴✴✴

この番組に関してはこんな記事ありました。

 

https://hayashihayashi.jimdo.com/2014/11/10/サヴィツキーのロシア-アヴァンギャルド収集/

 

秋の雨の日

ようやく、旅の細々とした書類の整理をする気になりまして、

 

アンデルセンの生家で買ったポストカード、

友人に出しました。

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ここを訪れたのは2ヶ月も前です。

 

なぜ今まで書類の整理ができなかったんだろう・・

旅をすっかりおわらせたくなかったんだね、きっと。

 

たくさんの観光案内パンフレットは、

捨てないでしまっておきます。

アンデルセン博物館の日本語の小冊子はまだ読んでなかった。

お世話になった方へ

お礼状も出したい。とくに、カウナスのご夫婦に。(まだ出してないのかー)

クリスマスカードにしようか、と迷ってたんだよね。

 

しとしと雨がずっと続いています。

きょうはお友だちのお姑さん(私もお世話になった方)が荼毘にふされる日。

だび

たび

似てる・・

 

お棺のなかのおばあちゃまはきれいなお顔をしていました。ありがとうございました。

人は死ぬと魂に戻って、行きたいところへ瞬時に行ける体になるそうですので、重い肉体を脱いで、そちらの世界を楽しんでください❗

わたしもそんなに遠くない将来、

白い箱に乗り込んで旅に出る日が来るんだろうなー

楽しみでさえあります。

 

まぁ、その日までは、このちょっと古くなった固形の肉体で、できるだけ楽しく、毎日を生きていきたいです。

 

 

河口湖円形ホール

 

こないだの土曜日は、河口湖円形ホールでのチェンバロとヴァイオリンのコンサートへ出かけてきました。

中央道河口湖出口から、

河口湖大橋を渡っていく。

湖畔の素敵なホールでした。


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美しいホールの、美しい楽器と娘たち、絵のようなひとこま。

 
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 これはローランドの電子チェンバロだそうです。

 
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ふたの裏にある絵は好きな絵にすることができるそうです。

 


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円形ホールのとなりには、池田あきこさんのこのはなミュージアムがありました。入らなかったけど。

ダヤンのショップだけでも十分楽しめました。

 


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 併設のカフェ、オルソンさんのいちご、の、看板

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 かわいいケーキセット
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二人のユニットの演奏会は

あと二回、荻窪の音楽喫茶ミニヨンとオペラシティの近江楽堂の二ヶ所で開かれるそうです。

猫たちのツィート


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旅猫?ふん、たびどころか、オレたちは一生涯家から出られにゃい。出たいとはとくに思わにゃいけどにゃ。

ときどきベランダから外の世界を覗いてみるだけ。電車や車が音を立てて走っているのが見えるにゃん。

車に乗せられるのはお医者に行くときだけ。

袋に入れられてね。怖いからギャーギャーにゃいてやるんだ。いやにゃんだよ、あれ。

おうちがいちばんだにゃー

 

きょうもぬくぬくベッドで朝寝と昼寝しよっと。なゃんだか外は雨だし。

あ、ご飯、入れといてにゃん。

カリカリは固いから、柔らかくて美味しいやつたのむにゃん。としだでな。

放浪の画家・・になりたい?わたし


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プレゼントのバッグと

同じ顔でパチリ。

 

 

きょうは暑かったですねー。

14日ぶりにパン教室しました。

今週は4回やります。

保育園とパンがダブルで3日続くと、さすがの私も絵を描く暇がありません。今度絵筆を取れるのはいつかなー

ぽっかり1日空いただけでは絵はかけないのです、頭が切り替わらなくて。

パン教室は楽しいのですが、前後に考えたり準備したりがあるので、けっこう頭がいっぱいになり、絵がかけなくなります。保育園は、その時間に行けばいいだけなのでシンプルです。

いつまでこうやっていくつものことをやっていくのか、気が遠くなります。

 

 

田中一村みたいに生きてみたい、と思うことがあります。

一年の半分は染物工場で働く、半分は絵を描く、彼は奄美大島でそんな風に生きていました。

素晴らしい作品を遺して一人で亡くなりました。

 


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ピロスマニもわたしのあこがれです。

グルジアの放浪の画家です。

(グルジアはいまジョージアと喚ぶようになりましたが、グルジアの方がすきだな・・)

彼も、貧しく一人で死にました。


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なんだかわたしが憧れるのはみんなホームレスみたいな画家ばかり。

潜在意識の奥深く、清らかさと貧しさがくっついている。

やれやれ。

 

 

 

ラトビアのピエロ

絵を描いてると
猫がじゃましに来ます。

(猫というのは新聞とか読んでいてもすぐにその上に座りに来るんですよね)

 


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なので絵の中に描いてあげることに。


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二匹、います。わかりますかね?

 

どんどんいろいろ描きたくなり、

旅への思いを込めて、飛ぶ船をかきくわえ、


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絵筆は止まらず

 リガの骨董品のお店からつれてきたピエロ

切り株に描いてみた

 



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 いま3時。きょうは四時から保育園です。

行ってきまーす。

 

 

 

 

おかえり、マイ ティーボトル

きょう10月5日はわたしの67回目の誕生日です。

 

そして、十五夜です。関係はないけど。


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わたしのマンションの上にかかる満月。

 

風が寒い。

 

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8月23日の日記に書いた、「この旅でなくしたもの」、の記事の中の水筒

 

http://ginyushijin.hatenablog.com/entry/2017/08/23/210723

 

これ。

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 あれと同じものを、

誕生日祝いにいただきました、下宿人のMちゃんから。


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なくして残念だったので帰国してすぐにまた買ってもよかったんだけど、なんだか、ヘルシンキに置いてきたあの水筒くんに悪い気がして、新しいのを買ってなかったんです。

だから、思いがけないプレゼントは嬉しかったです。

戻ってきてくれた、そんな感じ。

 

長い旅の間に少し色が変わってたけどね。