VOYAGER

旅と絵の物語

朝ウォーキングと幼稚園のユーカリ思い出

4月から、朝、ウォーキングをしよう!と思っていたのに、

起きたら雨だった。かなりの雨脚。

でも、雨に負けず、出かけた。ただコンビニへ行って、少し遠回りして帰っただけの30分くらいの散歩だったけど。

ジョギングとかジム通いとか、運動からはほど遠い人生だった。体を動かす仕事だから大丈夫、と思っていたけど、そろそろまじめに体を鍛えたいと思う73歳なのである。

三日坊主、という言葉が頭によぎる。

まずは一週間目指す。

きょうから孫は幼稚園に行く。福祉施設の保育園から、教育施設の幼稚園へ。入園式はまだなんだけど、預かり保育といって働く親のために設けられた時間割がある。今はそれがなければ園児を集めることができない。それでもそこの幼稚園は毎日お弁当が必要で、あまり人気がない。昔とは違うのだ。

というわけで、きょうから幼稚園が始まり、いま、パパがお弁当を作っている。

私の幼稚園も教会に付属した幼稚園だった。神戸市長田区の長田幼稚園だ。記憶にはしっかり残ってるけど、お弁当の中身は全然覚えていない。70年前だ(笑)

園庭に大きな大きなユーカリの木があった。葉っぱが細長いタイプのユーカリだった。落ちてきた木の実を集めて遊んだ。円錐形の硬い実だったな。ユーカリという言葉を覚えて、後にアロマの材料になることを知ったとき、幼稚園のジャングルジムを思い出した。

今調べてみたら、あの実はコニカルガムナッツというらしい。



裏側の十字の切り込みがかわいい。いい匂いというか、青臭い不思議な匂いがした。

長田幼稚園を検索してみたら、青山繁晴さんのブログが出てきた。2019年の、ある先生(わたしもお世話になった)の告別式の記事だった。懐かしい園舎の写真もあって70年前と変わってなくて、しみじみと見入ってしまった。ユーカリについての記述はなかったけど、園舎が今もあるとしたら、もしかしたらいまも生きてるかもしれないな。