VOYAGER

旅と絵の物語

6月23日(金)晴れ アントワープAntwerpen

おはようございます。

アントワープ、正しくはアントウェルペン、宿屋ジアッシュ the Ashでの朝

 

やっぱりよかったです、一人で寝られるのは。あたりまえだけど。

ちょっと気が緩んだかなー、車中泊、ドミトリー、とがんばってたけど。

ここは防音もしっかり。

11時半から6時過ぎまでぐっすりでした。

(今まで、まるでそばに人がいるんじゃないかと思えるくらい隣の家の音が聞こえるところが多かったです。石造りでもそうでした。まぁ、あまり気にしなかったけど)

 

こんな、ホテルと呼ぶには質素な部屋でも、本当にありがたい。

 

きれい。バスタブはなかった、、、

 

バスタブがあっても、この辺の旅人たちはあまり使わないのでしょうね。

ここにはキッチンもあってバックパッカーには人気らしいです。

中庭

 

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スペースと時間があるので持ち物リスト。

まずは身につけているもの

ショルダーにはスマホとコイン入れとメモ帳、腹巻にはパスポートと紙幣

 

リュックにはこんな感じ。色鉛筆は水彩色鉛筆。ミッフィーは鉛筆削り

リュックにはあと、スカーフと南京錠も。

縫い目がやぶれてきた、、、、

充電器はどこかに置き忘れないか、いつも緊張します。とくにあわてて電車を降りるとき。この日本用の変圧器、すぐにその辺に売ってるとは思えないです。電車によってはUSBだけで充電できることもありますが、ほとんどコンセントです。

 

(旅ではいろんなものをなくしましたが、その度に反省。でも、過去は過去。前見て行きましょう。いつも落ち着いて注意深くいること、私の改善点)

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アントワープという響きは、聞くだけで涙が出そうになるくらい、ネロとパトラッシュの物語と連鎖します。

あのお話はほんとに悲しいお話。

最後にふたりの魂は、ルーベンスの絵の前から天使たちによって天国へ連れていかれるので、いちおうはハッピーエンド?

死んでも天国へ行く、という終わり方をするお話はたくさんあります。

マッチ売りの少女

幸福の王子The Happy Prince

 

生きていくというのは悲しいことがつきもの。うれしいことと半々で上出来。

●物語を次の記事に載せました。

 

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話がそれますが、貧乏のことについて。

ヨーロッパには物乞いの人が必ずどの町にもいます。(お金入れる入れ物は紙コップがおおいです)ものを盗む人も日本よりずっと多いです。貧富の差が大きいということなんでしょうか。(日本はホームレスはいるけど、乞食はいないよね、プライド?)

ここに住むひとたちの人種は様々ですが、インド系の人が多いです。アフリカ系の黒人はあまりいなくて。

パキスタンバングラデシュ、ネパール?

スカーフを巻いてるのは中東からかな。ベルギーではすごくよく見かけます。

この方たちの物乞いは皆無です。

 

駅で、お金をくださいといってくるのは白人もいます。きのうはおばあさんでしたので、つい、買ったパンをあげてしまいました。

ヒッピーみたいな、旅の途中でお金がなくなってしまった、という感じのボロボロの人もいます。

他人事とは思えないなー

 

 

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延泊を決めて、今日は一日アントワープ

まずは聖母カテドラルへ。歩いて行く途中、ユニクロがあったので入ってみました。そろそろ同じ服も飽きてきたのでTシャツ、セールの9ユーロのを買っちゃう。 あー、やっぱりもう気が緩んてきてるね。

スパイファミリーのTシャツ、フランダースの犬っぽくてついね。

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聖母大聖堂、

いくつカテドラルを見てきたか、でも今回も感動しました。

 

この一連の絵はマリアの気持ちに焦点を当てて描かれたもの。マリアの表情がとてもよく描かれていて、息子をなくした母の悲しみが伝わってきます。

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カトリックはマリアを崇拝します。どっちを向いても聖母子像ばかりです。ローマ帝国キリスト教をひろめるにあたり、母の愛を全面に打ち出して異教徒の心をつかんでいったのでしょうね。

キリストの誕生日を12月25日に祝うことにしたのも、もともと冬至を太陽の誕生日として祝っていた異教徒にうまくとりいったんですものね、イエスはほんとは秋生まれなのだけど、まぁまぁいいじゃないですか、って感じでね。

 

また余談でした。

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いま市庁舎前広場でランチ。 ベンチでお弁当、じゃないところ、やはりもうバックパッカーは返上かな。リュックには、いろいろ入ってるけどね。

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電車に乗らない日もいいね。 

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でも焦り。 旅しながらわたしは猫とヨーコおばあさんの物語を作って絵本作るつもりだったのに、何一つできてませ!夏休みの宿題を全然してないのに、 あと4日に迫ってしまった小学生。 

イデアは空中に浮かんでいる。それを捕まえるだけ。みんな天才になれるはず、というのがわたしの持論。まだまだ集中が足りないのです。

 

あ、あの市内観光バス、 乗りたいなー