VOYAGER

旅と絵の物語

6月13日(水)大雨

 

 

きょうは天気予報は雨。

近くを散歩して過ごそうかと思ってましたが、やっぱりコルトーナCORTONAへ行くことに。

朝ゆっくりしたのでお昼の電車。

アレッツォまで行き、そこから直通でバスがあるようです。

無事バスを探して乗れたのは1時過ぎ。

行く途中、雨が降り始め、すごい大雨に!

道が川になったくらい。

 

このままコルトーナが雨だったらどうしようと思ってたら、近づくと道もかわいてました!

コルトーナは高い丘の上の古い町です。バスは門まで登って行きました。

 

門を入り、坂道を登り、ドゥオーモの隣、教区美術館というところに、もう一枚のフラアンジェリコの受胎告知があるという誰かのブログの情報。ここだわー

 

見つけました!

 

フレスコ画ではないので小さくて、金の装飾がきらびやかです。個人の注文で描かれたようです。二人の顔も、少し違います。こちらはこちらでいいのですが、やはりわたし的にはサンマルコのフレスコ画が特別です。

 

これで、トスカーナにあるフラアンジェリコの4枚の受胎告知のうち3枚を見た事になります。(2枚目はサンマルコの独房にあった)

昨日はサンジョバンニの美術館がお休みで残念だったので、きょうはむきになってコルトーナに行きました。インチーザからは2時間以上かかるのに、、、

 

滞在は一時間。次のバスで帰らないと夜ご飯までに家に帰れません。

急いで美術館をぐるっと回って帰りました。

素晴らしい壁画がありました。

旧約聖書の物語が描かれているようです。

セラミックのビエタも。

最後の晩餐もありました。

 

 

 

走って坂道を降りて、ぎりぎり間に合ったバス。

トスカーナの風景を堪能でした。

写真では伝わらないなー。

 

 

アレッツォから電車。初めて電車の中で検札。

切符、改札口がなくてもちゃんと買わないとね。

 

今夜はヴェレーナが何か作ってごちそうしてくれると言ってたので楽しみです。彼女はヴェジタリアンです。豆、果物、野菜、グルテンフリーの小麦粉、栗の粉、羊のチーズ、などをたべるそうです。

電子レンジもテレビももってません。300年前の建物に住んでます。フィレンツェで木の美術品の修復の仕事をしていたそうです。今は引退してます。指圧の資格ももってます。

ゲスト用のサイン帳に猫ちゃんと彼女の似顔絵書きました

喜んでくださいました。

 

 

これをのんきに書いてたら、なんと電車がインチーザに止まらず通り過ぎた!えーっ!急行?どこまで行くのー!

フィレンツェの一つ手前まで止まらなかったぁ!

すごすご引き返す。幸い電車はすぐに来ました。やれやれですーよかった、コルトーナを早く出て。

 

電車は川に沿って走ってます。

 

こんどはちゃんと各停だわ。

このあと、無事帰り着きました。

ヴェレーナは、ラザニアを作ってくれてました。肉ではなくひよこ豆などのもの、クレープ生地も手作り。味わい深く感動しました。ベジタリアンの食事って優しい感じがします。

 

ごちそうさまでした。

 

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きょう使ったお金

電車。インチーザ⇔アレッポ。13.2

バスアレッポコルトーナ。9

バス。  フィレンツェ。 3  .5

美術館。   6

果物。1.4

コーヒー。  1.4