VOYAGER

旅と絵の物語

6月18日(日)晴れ きょうは移動日 クレモナに寄り道してからティラーノへ

イタリア最後の宿泊場所は、スイスとの接点にあるティラーノTiranoです。かろうじてイタリア領です。

 

これからキャンプ場を出かけます。一緒にメストレまで行くのは、フランスから来たカリーナ。ぜーんぜん英語話せません。グーグル翻訳頼り。

 

彼女はベネツィア観光へ。わたしはメストレ駅からまずクレモナへ!かのストラディバリウスが住んだ町。

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クレモナに着いたらトランクを預けるつもりだったのに、そういうところは無し!仕方なく引いていく。ゴロゴロと、石の道を。暑ー。

30分近くかかってヴァイオリン博物館へ。バスで行けるとガイドブックには書いてるけどどこにもバス停は見つからず、歩くことに。今日もかんかん照り。

なんだか閑散とした町ですが、

広場に近づくと、蚤の市が開かれています。

アンティークがいっぱい。楽しそうだけど、値札がないので買いにくいし、荷物増えるので何も買いませんでした。メイドインジャパンの砂糖ツボもありました。輸出品だったんですねー

ハープを演奏してる女の子、かわいかった。


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博物館についたら汗だくでした。ストラディさんがおでむかえ。

 

ミュージアムはとても新しいテクノロジーを駆使した展示で、いろんな映像があって、時間がないので残念ながらじっくりは見られませんでした。


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高価な名器もたくさん。

 

クレモナのマエストロ一覧には日本人も四人くらいいましたよ。

耳を澄ませばの男の子を思い出します。

 

感動したのは、南米パラグァイの貧しい国の子供たちが廃品から作ったヴァイオリンでオーケストラを楽しんでいるビデオ。廃棄されたボートや、缶を使ってヴァイオリンを作ってる人がいるんです。

「ここではヴァイオリン一台は家より高いんです」とのこと。このリサイクルの楽器で音楽を楽しむ経験を子供たちに与えています。

 


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再現されたヴァイオリン工房

 

また歩いて戻り、1時間待って15時半のミラノ行きに乗りました。今その中で書いてます。乗り換えが二回あります。眠くてうまく書けません、

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ミラノで乗り換えて、

あー、せっかくのイタリア、ジェラートはウーゴさんにご馳走してもらったシエナでの一回だけだったなーと思い、駅のジェラート屋さんで、またレモンとピスタチオ、食べました。5.2€。「ありがとうございます」ですって!

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17:20発のソンドリア行きの電車です。窓に落書きしててよく外が見えません。少し走ったあたりから急峻な山が!もうここまで北までくると山岳地帯なんでしょうか。湖に沿って走ってます。

ヨーロッパは山で南部と北部が隔てられているのですね。

 

さて、スイスはユーロではなくてスイスフラン

電車の中はユーロ、使えるのかな。

 

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ソンドリオ。もう二度と来ないだろう町。

次の乗り換えはバスでした!

バスは駅の向こう側から出るそうで、地下道で線路をくぐりましたが、エレベーター、あってよかったー。裏側はまた閑散としたところで、カフェもしまってるしターミナルオフィスもしまってるし、寂しげ。私の乗るバスはもう来ていて、白いおひげの運転手さんがトランクを荷物入れに入れてくれて、そのままコーヒー飲みに行ってしまった。20:25、発車予定。

 

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ほんとに世界はどこまで行っても行っても、人がえいえいと暮らしてるんだねー

 

私一人しか乗らないかと思ってたら、間際になって続々とやってきた。満員。

なんか安心。