VOYAGER

旅と絵の物語

5月26日(金)快晴 ヘラクレスの塔

チケットが売り切れと聞いて、ガックリしてベンチに座っていると、わたしと係の人とのやり取りを聞いていた若い女性が、「私はグループでチケットを買ったんだけど、一人数少なく入場したから、その分でこのひとを入れてあげてくださいよ」と交渉してくれたんです!またまた天使!グラシアス!ムーチャス!

というわけで、わたしは無事、それも無料で、塔に入れました。

ローマ時代から残る瓦礫

 

階段は188でした。それにしてもその時代によく積み上げられたなー

(後で動画載せます)

巡礼の像

 

Adios、Torre de Herucures!

 

 

スーパーによってサラダ菜とトマトとツナ缶とハムを買い、メリッサにいただいた酢と醤油とごま油でドレッシング作って夕食にしました。

★★★★★★★★★★

メリッサはほんとにホスピタビリティあふれる方でした。話し出すとと止まらない、おしゃべり好きな彼女は、15歳のときに家族でベネズエラから移住してきて、苦労してスペインの国籍を取得し、よく勉強してきた方です。

明日の朝のバス乗り場まで連れて行ってくれて、詳しく説明してくれました。来るときに迷子になったおばあさんだからちゃんと教えてあげたかったんでしょうね。

バルセロナへ行くときの電車の乗り換えも、何回も、教えてくれました。乗り換えのために駅から駅へ行くときのサブウェイのお金は払わなくていいって。彼女たち家族5人がスペインに来てコルーニャに来るとき、この乗り換えのための地下鉄のお金を払ってしまい、あとですごく残念がったそうです。だれも教えてくれなかったって。

彼女が旅人に親切にするのが納得できる気がしました。

 

明日早いので彼女とは夜のうちにお別れ。

 

まだ若いから、いつか日本に来られて再会することもあるかもしれませんね、私が生きてるうちなら。